チェックポイントは「店員」「店の方針」「ワインの状態」
店員
まず、間違えがないのは詳しい店員さんがいるところで買うことです。
ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパートという資格試験を経て、日本ソムリエ協会から授与されていますので、ワインに詳しいことは間違いありません。(近年は資格の統合もされているが基本はプロアマ問わず、勉強をしています)
そもそもワインが好きで勉強をしているはずなので、店員とのコミュケーションで良いワインを手にするのが、話が早いです。
そもそも知識量の多い店員と話すのが苦手な人もいます。ましてや売りたい気持ちが強い店員とはやりとりが面倒臭い。
おすすめの聞き方こちら。
■「今の流行りのワインは何ですか」
ワインの流行りはコロコロ変わります。その時にしか流通しないワインもあるので、予算に余裕があれば、是非、飛びつくと良いでしょう。
■「絶対的においしいワインを選びたいです」
この時は、予算を始めに言っておくこと。ワインを売る人はお客様に絶対に喜んでもらいたいと思っています。
■「白を◯本、赤を◯本、料理は◯◯を食べるつもり。話のネタになるワインを教えて下さい。」
味の好みを伝えるのは定番ですが、シチュエーションを店員さんに伝えて、納得いく返答があればそのワインを買うことをお薦めします。
お店の方針
店員さんがいくら優秀でやる気があっても、知っている有名なワインが飾ってあっても、店で判断することも大事です。
ワインはどこでも買える。最低限のところ。
■ワインが太陽光に当たっていないこと。
■ワインの知識がある店員さんがいること。
すごく良いワインが安く売っていても、店員さんがよく分からずに売っているお店では買ってはいけません。ワインはすぐに劣化します。
ワインの状態
前提として、ワインは開けていなくても、劣化します。日本酒やウイスキーと比べ、劣化すると極端に飲めないぐらいの品質になってしまいます。
ワインの瓶を手にとって確認する
■ワインコルクの先が膨らんでいる物は選ばない。
これは温度管理を失敗しています。輸送中か保管中に一度温度が上がりすぎてしまっています。
再度、温度を下げてもおいしくありません。酸っぱくなったり、苦味が出ていたりします。
■ワインの瓶に埃が被っている?
これは日常で気軽に楽しむワインであれば問題ありません。ちょっと良いワインを買いたい時は、ワインの瓶も綺麗にしているお店買うことが必要です。
■ワインに不純物が入っている?
これは年代物のワインに良くありますが、「良いワインの証拠」です。「澱(オリ)」と呼ばれる長い年月を経て作られた「ワインの結晶」です。
飲む時に避ければ良いので、害ではありません。