ワインが飲みきれなくても大丈夫
ビールの飲み残しとは違い、ワインは一滴も捨てたくはありません。
焼酎やウイスキーはアルコール度数が高く(30〜40度ぐらい)、飲み残してもお酒がダメにならないですが、ワインは13度ぐらいなので適切な方法を取ることが必要となります。
空気に触れさせない
ワインの劣化は空気に触れることで進行していきます。
空気に触れることで酸化が進み、酸味と苦味が強く感じられるようになり飲みづらいものに変わってしまいます。
防止策としては、
・ハーフボトルに移す
・バキュバンを使用する
といった方法が良いですね。
バキュバンとは
バキュバンとは1000円前後で購入することのできる、瓶の空気を抜く道具です。
簡単に誰でも使うことができ安価なため、一家にひとつは欲しいところです。
空気を抜く道具とゴム栓がセット売りされていますが、ゴム栓は専用の栓なので2〜3個購入しても使い勝手は良いと思います。
このバキュバンは今日のレストランで置いていないお店はないのではないでしょうか。
類似品でアンチオックスというものもありますが、バキュバンをオススメしています。
どれぐらい持つか
経験則でいえば3日程度です。
それ以上もつと記載があるのもありますが、どうしても風味が落ちたり酸が際立ってしまいます。
したがって飲み屋のキープボトルのような感覚で保存をすることはできません。
美味しかったワインが飲めなくなったら…..
バキュバンも使用し気を使って保存をしたが、それでも飲みづらくなってしまった場合は、飲む以外の方法に活用してみてください。
一番は料理に使用することです。
もし、大量の赤ワインが残ってしまったら是非煮込み料理を挑戦してもらいたいところです。
もし、白ワインが残ってしまったらドレッシング作りに挑戦してもらいたいですね。
特に美味しかったワインのポテンシャルを十分に引き出すことができるのでオススメです。
カクテルにするのも悪くはありません。
白ワインはソーダ水で割ってみる、赤ワインはサングリアをTRYしてみるのも良いでしょう。
ポイントは「比較的若めの熟成用ではないワイン」を使用すること。
熟成用のワインはカクテルには不向きなので、その場合はやはり料理に活用したいですね。
もともと美味しくないワインが残ってしまったら…..
美味しかったワインとは違い、安いワインやハズレワインが残ってしまった場合は、料理でも風味消しのために使うことができます。
シーフードパスタの磯臭さを消すために白ワインで臭みを飛ばす、赤ワインはカレーに入れてコクを出すことができます。。
日本酒はお風呂に入れたりしますが、ワインはやめておいた方が良いですね。